目次 長い前置き Raspberry pi Pico を使った温度測定 BOM 手順 XIAO RP2040 を使った Input Shaper の測定 BOM 手順 参考情報 長い前置き# Prusa MK3S+ で印刷中にベッドの温度が急激に低下し、場合によっては氷点下まで下がってしまいプリンタが止まってしまうという症状が年末から発生していました。 Discord の Klipper_jp でのアドバイスを基にベッドを手でグイグイ動かすと温度が急低下する瞬間があったため、サーミスタの断線が原因だと判断してサーミスタを交換しました。ところが、今度はノズルとベッドが設定温度に到達してホーミング&メッシュベッドレ...

前置き# プリントヘッドの移動に合わせてフィラメントの押出量を調整する Pressure advance 機能を使う場合、必要な設定値を printer.cfg に pressure_advance: 0.045 の形式で設定する必要があります。しかし、この設定値は、フィラメント毎、印刷温度毎に変化しますので、最低でもフィラメントを切り替える都度 printer.cfg を編集する必要が生じます。 これは結構面倒ですが、幸い、スライサーの設定を変更することでフィラメント毎に設定値を変更する方法を教えてもらいましたので、備忘録としてまとめます。 ちなみに、教えてもらった場は 3Dプリンタ愛好家の方々が集まっている Discord の...

以前PrusaSlicer/SuperSlicer で 一定のレイヤー毎に設定を変更する方法 という記事を書いたのですが、執筆後に色々調べたところ、SuperSlicer だとより簡単に、かつリトラクト長も変えられることが分かりましたので、その方法を紹介します。 大まかな作業の流れ# モデルをスライスして、設定を変更したい箇所の高さの範囲を確認する 右側の設定画面で「Height range Modifier」をクリック 設定画面下側に設定を変更する高さの範囲を入力する画面が表示されるので、設定を変更したい高さの範囲を入力する。 「Range 0.00-2.00 (mm)」という形で設定を変更する高さ範囲が表示されるので、その範囲...

前置き# 2022年8月18日に3Dプリンタユーザーが集まっている Discord のサーバーの klipper_jp で「GCode をスタートボタンを押して1行ずつ実行する方法はないか」という質問がありました。 そこで、1行ずつ実行する方法を調べたのですが、その過程でレイヤー切り替え毎に手動で一時停止・印刷再開を行う方法を編み出せましたので、誰かの参考になればと思い方法をまとめました。 必要な手順の概要# printer.cfg に save_variables セクションを追加して一時停止フラグを格納するファイルのファイル名を指定する SAVE_VARIABLE マクロを使って一時停止フラグのオン・...

追記事項(2022年9月30日)# この記事を公開した時に、 そこで rotation_distance の設定値を引数として渡すと printer.cfg の設定値を変更するシェルスクリプトは作成したのですが、これを Mainsail の CONSOLE から実行する方法が分からないため、この点は現在保留中です。正確に言うと、Mainsail の CONSOLE で複数の引数を渡す方法が分からない(できない?)ため、保留にしています。 と書いていましたが、このたび、Mainsail の Console から rotation_distance の設定値を変更することに成功しましたので、その方法を末尾にまとめました。 前置き#...

前置き# 我が家では3台の3Dプリンタ(Prusa MK3S+、Ender 3 Pro、Voron V0.0)が稼動していて、これらを全て MainsailOS で制御しています。 しかし、操作画面を取り違えることがありましたので、どのプリンタの制御画面を開いているのか一目で分かる目印を表示させたいと思いました。調べてみると Mainsail にはテーマ機能が用意されていましたので、この機能を使ってプリンタ毎に目印が表示されるようにしました。 作業自体は簡単ですが、同じことをしている日本語記事が見当らないので、誰かの参考になればと思って記事にしました。 TL,DL# W300 x H900...

目次 前置き TL;DL 具体的な作業 Klipper と Moonraker の削除 Klipper のインストール Moonraker のインストール printer.cfg の編集 moonraker.conf の編集 タイムラプス動画撮影のスクリプトをインストール Webカメラの設定 FluiddPi の設定 前置き# 日本の3Dプリンタユーザーが集まっている Discord の 3D Printing Japan Comunity のメンバーの虎鉄悦夫さんがRaspberry pi1台で複数台のKlipper搭載3Dプリンタを制御する方法(KIAUH活用版)|虎鉄悦夫|noteという記事を執筆されたので、自...

前置き# Klipper & Moonraker & FluiddPi の組み合わせで 3Dプリンタの印刷の様子をタイムラプス動画にすることに成功しましたので、その方法をまとめます。 なお、Klipper などのバージョンは次のとおりです。 fluidd v1.16.2 klipper v0.10.0-208-g247cd753 moonraker v0.7.1-273-g0a541bb 手順の概要# 手順を簡単にまとめると次のとおりとなります。なお、カメラの設定は終わっている前提です。 専用のスクリプトをインストールする Klipper と Moonraker の設定ファイルを編集する スライサーにカスタム G-Code を...

前置き# Raspberry Pi に Klipper と FluiddPi をインストールして色々と設定を行っていますが、万が一の事態に備えて、RClone を使って設定ファイルをクラウドストレージに定期的にバックアップするようにしまし た。 そこで、備忘録として実施した手順をメモします。 手順# 手順の変更などに合わせて記事を修正 (2022/04/22) RClone のインストール# ホストPCから Raspberry Pi に SSH 接続する sudo ls を実行して root ユーザのパスワードを入力しておく curl https://rclone.org/install.sh | sudo bash でインス...

3D プリンタで新しいフィラメントを使う場合、最適な温度やリトラクト長を探し出す必要がありますが、「プリント→結果を確認→設定変更→プリント」という順番で調査すると時間がいくらあっても足りません。そのため、1回のプリントで様々な設定を試せると便利ということになります。 幸い、スライサー側の機能を使うことで、レイヤー高に応じて設定を変更することが可能となりますので、その方法を紹介します。 なお、スライサーによって設定方法だけでなくできることも違いますので、スライサー毎に説明します。ただし、結論を先取りしますと、PrusaSlicer/SuperSlicer よりも Cura の方が設定が簡単な上に出来ることも多いので、こういう処理を行...